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『スカーレット』は残り火のように…。

先週末、朝ドラ『スカーレット』が最終話を迎えました。
胸が締め付けられせつなく、やるせない局面もたくさんあったけれど、
一瞬たりとも中だるみすることなく物語に入り込め…。
わたしがこれまで拝見してきた朝ドラの中で、一番好きな作品となりました。

すべてにおいて非の打ち所がなくって。(あくまでも個人的には…です)
ストーリーの題材と展開。
しっかりキャラ設定が作りこまれた登場人物たちとその関係性。
ヒロイン貴美子を演ずる戸田恵梨香さんはもちろんのこと、
シーンの少ない人物に至るまでこの上なく絶妙なキャスティング。
(加えて。今回はほんっとに、大根役者が一人もいなかった!笑)
さらに。それらの人々が発する心に沁みいる言葉の数々…。

世間的には必ずしも高評価ではなかったようですね。
「地味すぎる」だとか「朝っぱらから、こんなしんどいドラマ観たくない」とか
ネット上でしばしば目にしましたし。
たしかに。大都会で名声を得るような華々しさはないし、
朝ドラでは必須の主人公が困難を乗り越え、目標を成し遂げる局面も、
成功した!やったー!と手放しに喜べるものでもなく。(せつない代償が伴ったり)
でも。気持ちをひきつけてやまなかった。
半年間、数えきれないくらい泣きに泣きまくりましたが
(これまたわたしの朝ドラ視聴史上、間違いなく最高降水量!笑)
誠実に日々を紡ぐ物語に心が震え、まるごとのめり込みました。

ちょうど去年の今ごろ、『まんぷく』の個人的総評(?)を書いていたのですが。
そこに「あまりウエットなシーンがなくてよかった」という記述があり
我ながら驚いてしまいました(^^ゞ。
毎日観るものだし、朝ドラに限ってはわかりやすい明るさを好んでいたのかもしれません。
でも、決してそうではないんですね。
つらくせつない場面が多くとも、決して暗澹たる気持ちにはならなかったし、
むしろ、シビアなことへの真摯な向き合い方が心地よかった。
丹念に作りこまれた物語であれば、涙もまたよし!です。(笑)
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最終回から中一日で新たな朝ドラ『エール』が始まりました。
半年前は『エール』の方が待ち遠しかったんですよねー、実は。
(主人公のモデルが古関裕而氏との情報を知り…)
というか。なんなら「スカーレットは見なくてもいいかな…」くらいに思っていた。
始まる直前まで陶芸家の話ということすら知らなかったし。
『スカーレット』というタイトルの響きから、なーんとなくエンタメ系の創始者の
物語かと思ってしまってて。(大阪局制作だけに宝塚とか…笑)。
それだけに、「え!信楽ぃ???あの、タヌキの置物のアレかいな???」と
意表をつかれてしまったのだけれど。(←単に思い込みが激しい…^^ゞ)

でも。全話完走した今のわたしは、とてもうつろな気持ちです。
『エール』…昨日と今日、二日みたところ、充分期待できそうなつかみでは
あったけれど、それはそれ(笑)。
喜美ちゃんの日々をまだまだ観ていたい…。寂しいなぁ…。

連ドラのいわゆる「ロス」という感覚…わたしは今までピンとこなかったんです。
結果はどうあれ、終わりがあるから物語はおもしろいのであって。
だけど。昨日の定時録画には『スカーレット』ではなく『エール』へと
変わっていた現実に泣きたくなってしまって。(マジで・笑)
そっかー、これがロスというもんなのねー。
遅まきながらわかりました(笑)。

ずっと忘れない、忘れられない素晴らしい作品…。
『スカーレット』の炎は、これから先もわたしの中で消えることはありません。
キャスト&スタッフのみなさま、心よりお疲れさまでした!
濃厚で上質な作品をありがとうございました。

      3814緋
         買ってしまいました。
         スカーレット最終特集号の「ステラ」。

この表紙は、まぎれもなく現在の「戸田恵梨香」。(かわいいねー!)
しかし、劇中では十代から四十代後半までその年年の「喜美ちゃん」が
まったく違和感なく存在していた。
しかも、シミやシワを加えるような外側からの過剰な作りこみもなく
所作や物腰で、相応に見えていたのが素晴らしかったです。
これは戸田さんだけでなく、林遣都さん、大島優子さん、
二十代から加わった松下洸平さんにもいえることで…。
現実ではアラサーチームの演技力に恐れ入りました。

本編のみならず、タイトルバックとSupereflyの唄うテーマ曲も大好きでした。
オンタイムではなく録画を拝見しているので、早送りもできるのに、
毎日一緒に歌ってましたねー、飽きもせず(笑)。
  3815緋
  それだけに飽き足らず、収録されてるアルバムまで購入(^^ゞ。
  (他にも好きな曲、収録されてたしね)
  志帆さんの声はダイナミックなだけでなく、まろみもあるところもいいですよねー。

『フレア』とはゆらめく炎のことなんですね。
ドラマの内容と歌詞がこれほどリンクしてるテーマ曲は、
意外と少ない気がします。(朝ドラに限らず…)

また。テーマ曲だけでなく、冬野ユミさんの劇伴もめちゃめちゃよかった!!
時にしんみり、時にコミカル、時に…etc、どのシーンにおいても
ベストマッチな楽曲でした。
中でも貴美子が穴窯に向かうシーンに流れる音楽は鳥肌モノ…。
これまでサントラって買ったことなかったんだけど
(ハマってるピークを過ぎると聴かなそうだし…^^ゞ)、
購入の方向にかなり気持ちが傾いてます。
(外での娯楽を求められないご時世ですしねー・笑)。
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